福井遠征に行ってきました!
こんにちは、山家漆器店 店長の山家優一です。
先日福井県越前市まで和歌山ものづくり文化祭のメンバーで合同遠征に行ってきました。
越前市は越前漆器の産地としても有名ですが、そのほかにも和紙・打刃物・越前焼・箪笥・メガネなどなど様々な産業が盛んなエリアです。
弊社も参画する和歌山ものづくり文化祭のチームにも漆器以外に、鋏・棕櫚・ニット・桐・化学などなど異業界が集うので、
今回そのメンバーたちと越前市に視察をすることは非常に勉強になるだろうと参加をさせていただきました。
まずは越前打刃物の組合として、また作業場として非常に画期的な取り組みをされているタケフナイフビレッジさんへ。
こちらの建物は組合組織兼小売り店・ワークショップスペースとして機能しているのですが、非常に洗練されたデザインとブランディングがなされ、とても勉強になりました。
特に興味深かったのは建物などハード面はお金さえあれば真似はできますが、組合組織のソフト面の柔軟さと面白さ。
これはすぐには絶対真似できませんし、越前打刃物業界の方々の努力と汗の賜物だろうと感じました。素敵なサイクルが回っており、これからも産業として成長し続けるだろうなぁ、、。
次にお邪魔したのは乾レンズさんが運営するレンズパークさんへ。
メガネ・サングラスを選ぶことをエンターテイメントに昇華させたまさにテーマパークのような眼鏡屋さん。カフェも併設されているので、メガネを買わずとも気軽に入れます。
もちろん特許技術など、クオリティも良いので、こちらもハードだけでなくソフトもコンテンツも素晴らしい取り組みをされている企業で、個社として非常に勉強になりました。
翌日・翌々日と二・三日目は越前市のイベント千年未来工藝祭にチーム和歌山ものづくり文化祭で参加をしました。
ワークショップを展開したのですが、今回チームでの参加でしたので、私も漆器などは関係なく、和歌山の糸編を持ち寄り【香りの出るTシャツプリント体験】の一運営スタッフとして参加。
写真でも確認できるように大反響でしたが、個人的には千年未来工藝祭に集う全国津々浦々の界隈の方々と改めて挨拶できたことも非常に大きかったです。
こうして前を向いて取り組む事業者たちが集うイベントは売上や数字以上に価値のある時間と空間になるなと改めて実感しています。
さて、12月は和歌山ものづくり文化祭2023が開催されます。
私も【山家漆器店】としてワークショップに参加しながら、副実行委員長としてトークセッションにも参加予定です。
また詳細の情報出ましたらこちらで出せていただきますので、お楽しみに!