【2023年最新版】 賞状盆の選び方・買い方
またこの季節がやってまいりました。当店では年末年始をまたいだこの1月中旬あたりから3月にかけて、卒業式の準備や様々な授与式を行う企業様・団体様からの「賞状盆」のご依頼を多数承ります。表彰盆とも呼ばれる賞状を入れるお盆のことを指しますが、そんなに安くない商品ですし、普段店頭で目にすることもあまりありませんので、ご購入の前にお問い合わせをいただくことが多いので、今回よくある質問などを交え、【賞状盆の選び方・買い方】をご紹介させていただきます!
と言っても名入れ・校章・ロゴ入れなどになると複雑ですし、確認したいこともたくさんあるかと思いますので、お問い合わせはどんどんお待ちしていますが!
目次
1. 賞状盆って何?
そもそも賞状盆って何?というところからご説明しましょう。急にし「賞状をいれるお盆を買っておいて」とお願いされて、どういうものがいいのか、そもそも種類がたくさんあるのか、と悩まれる方も多いようです。
賞状盆とは、簡単に説明をすると、卒業式や表彰式、式典などで手渡される卒業証書やその他証書類を入れておくお盆を指します。
2. 賞状盆の種類
一口に賞状盆といってもサイズも違えば、製造工程や素材、お盆の縁が金色・黒色など様々な種類があります。この種類の多さがまたお客様を迷わせる様ですのでご説明が大事かと思います。
●サイズ
サイズはわかりやすく利用される賞状のサイズに合わせてお選びいただければ良いかと思います。ただギリギリのものを選びますと、卒業証書などを取る手が入る隙間がありませんので少し余裕がありそうなサイズをお選びください。外寸と内寸を記載しておりますので、内寸でしっかりと計測をお願いします。
当店で取り扱いのあるサイズは
尺三(39cm)・尺五(45cm)・尺六(48cm)・尺七(51cm)・尺八(54cm)・二尺(60cm)・二尺三寸(70cm)
となります。
●製造工程と素材
賞状盆と一言に言っても、塗り方として漆塗り、カシュー塗り、ウレタン塗り、また素材としては木製品、木粉と樹脂を混ぜた木質樹脂、また完全プラスチックのもの等がございます。
パッと見の見た目は大差はございませんが、やはり手に持った時の質感や重量感などを考えると「木製・漆塗り」が一番高級感がありますね。校章やロゴなどの名入れをするような大切な式典には「木製・漆塗り」をお勧めいたします。
カシュー塗りというのはカシューナッツの塗料から取れる漆成分に近しい塗料です。漆よりも安価で扱えますので、当店としては予算があまりないのであればこちらでも十分かなと思います。当店は「木製 カシュー塗り(油性合成塗料)」の商品を扱っております。
プラスチック製でウレタン塗りのようなとても低安価の商品もございますが、当店では取り扱っておりません。やはり簡素な作りですので、割れや塗料の剥がれなどの声を聞きますので、一回きりでどんな品質でも良くて予算がない場合のみ以外はお勧めいたしません。
●金縁と金縁なし(黒)
賞状盆の縁が金色のものと黒色のものの二種類がございます。お祝い事などには金色を使う、という決まりはなく、黒色のままでもご利用いただけます。喜ばしいお祝い事であれば金色を入れておいても良いですし、その他のイベントにも使うということであれば黒色を選んでおけばよいかと思います。
3.賞状盆が必要なシーン
上記にも書きましたが賞状盆が使われるのはどのようなシーンになるのでしょうか。当店もすべてを網羅しているわけではございませんが、全国から毎年100件近いお客様から賞状盆のご注文いただいておりますので、参考までにご注文をいただくお客様を参考にお使いいただいてるシーンをご紹介いたします。
●学校関係
ダントツの数は学校関係です。その中でもこの卒業時期にご注文をいただきますので、卒業式ですね。小学校・中学校・高等学校の卒業式はもちろん、幼稚園や保育所の卒園式用にもたくさんのご注文をいただきます。
学校の先生から直接ご連絡いただくこともあれば、PTA様からご連絡をいただくことも多いです。また学校の校章や「〇〇年PTA寄贈」のように名入れ・ロゴ入れを希望される方も多いです。
入学式、入園式、卒業式、卒園式、スポーツ大会、運動会、その他学校の行事など。
●自治体関係
全国都道府県各自治体の式典などでご利用いただくようで、各自治体や都道府県のロゴを入れてたくさん納めさせていただきました。先でどのような式典でご利用いただいているのか具体的に存じてはいませんが、きっと様々な功績ある実績や評すべき賞に贈られる式典に間違いないかと思います。
記念式典など。
●警察・消防・自衛隊関係
次は警察・消防・自衛隊関係様です。様々な式典が行われるお客様からのご注文も多くいただいております。日頃ご活躍されている皆さまの栄えある式典の一部を我々がお手伝いできていると思うと非常に嬉しい限りです。
入隊式、除隊式、昇進式、記念式典など。
●会社関係
その次は会社関係ですね。表彰式や昇進式などで使用されるようで、こちらも企業ロゴを入れたり、式の文言を入れることが多く感じます。
入社式、昇進式、退職祝い、記念式典など。
以上のように全国から様々なお客様からご注文いただいております。その他各地の式典でもご使用いただいておりますが、当店の強みとしては名入れ・ロゴ入れをさせていただけることだと思います。
4.名入れ・ロゴ入れ
上記にある通り、当店では名入れ・ロゴ入れが可能です。学校の校章、企業ロゴ、自治体のマークなど非常に多くの賞状盆を手掛けさせていただきました。
紀州漆器は室町から続く歴史ある産地ですが、その中でもお盆と蒔絵が得意な産地でもあります。ロゴはスクリーン製版(データから製作可能です)後、スクリーン印刷を行い、蒔絵師によって金蒔絵加工が施されます。非常に綺麗な仕上がりになりますので、予算がある方、記念すべき式典にされたい方はお勧めいたします。
賞状盆の表面(賞状を入れる内側)、裏面、側面によって金額が異なりますが、表面に入れる方が一番多いです。
以上簡単ではございますが賞状盆の説明をさせていただきました。
日頃個人的に買うものではないのでわからないことが多い品物かと思いますが、せっかく買うなら失敗したくないですよね。
当店では毎年100件を超える賞状盆を直接ユーザー様に、名入れ・ロゴ入れなどを施し納入している実績がございます。
少しでも不安なこと不明点がございましたらまず当店にご連絡いただけましたらと思います。
賞状盆を頼まなくてはいけない!急に上司にお願いされた!でもわからない!という方の不安な声をお電話でよく聞きます。その際にご質問いただいたことを中心にわかりやすくまとめさせていただきました。
それでは賞状盆を買うなら、まずは当店に聞いてみてくださいね♪