KISHU+商品販売開始します
2015年から立ち上がった当社も参画する紀州漆器の次世代で作る新しい動きKISHU+。
この数年はパリへの市場調査やデザイナーとの打ち合わせ、商品開発やモノづくり、パリメゾンエオブジェ2018、2019への参加などを経てようやく我々として勝負できる強みや、今後見せていきたい我々の価値が明確になってまいりました。
そして2019年5月。ようやくKISHU+公式オンラインショップを立ち上げることができました。→公式オンラインショップ
今回販売するのは、
・日本のあかりを表現した漆器照明シリーズである「AKARI IN JAPAN」
・手仕事と機械仕事・デジタル仕事など従来の漆器作りには囚われないコントラストを表現したインテリアシリーズ「contrast」
の2シリーズを展開させていただきます。
先日のブログでも記載させていただきましたが、「AKARI IN JAPAN」シリーズはCOOL JAPAN AWARD 2019も獲得し、今後ますます展開が楽しみなこちらのブランド。
山家漆器店として従来の漆器作りはもちろん一番に大切ですが、これまで漆器に見向きもしなかった興味がなかった方々、日本だけではなく外国などでも受け入れらる新しい商品として、
こちらも力を入れて紹介・販売させていただけましたらと思いますので、山家漆器店共々よろしくお願いいたします!
本日は今回展開する商品をご紹介させていただきます!
目次
AKARI IN JAPAN
SHIZUKU
SHIZUKUは天然無垢の木材を轆轤職人によりくり抜いた木製漆器照明ペンダントライトになります。
木製品とは思えないほどの艶やかさを表現するために、何度も研磨・塗りを重ねました。
中の金色に見えるところは蒔絵を施しております。この蒔絵がキーでして、LEDライトの光が蒔絵をリフレクターとして反射し、より温かな光を生み出すことに成功しました。
SHIZUKUの商品ページはこちら
KOMOREBI
KOMOREBIはガラスシェードの中に施した特殊加工した塗りを通じて、中の電球が外の研ぎ破った黒塗りを介して光がこもれ出てくる様を表現した漆器照明となります。
コンセントに挿すだけで簡単に使えますので、AKARI IN JAPANの中で最も使いやすい商品かなと個人的には感じます。
パリメゾンエオブジェではとても大人気の商品でして、パリ市内の小売店に販売いただくことになりました。
日本国内でも展開できればと感じます。
木漏れ日の出方は4パターンございますので、お好みのものをお選びいただければと思います。
KOMOREBIの商品ページはこちら
MICHIKAKE
MICHIKAKEは中密度繊維板であるMDFを特殊な製法で削り出し、そちらに研磨、塗り、蒔絵を施したウォールランプです。
最大の特徴は前面の板が360度回転し、好みや気分で動かせるところです。
後面の金蒔絵がまるで月の満ち欠けのように見えることから「MICHIKAKE」と名付けさせていただきました。
こちらの商品もパリ市内で販売いただく予定です。
contrast(コントラスト)
TOGI
TOGIもMICHIKAKE同様に中密度繊維板であるMDFを特殊な製法で削り出したアメニティーボックス・小物入れとなります。
こちらも何層にも塗り重ね、研磨を施しているため非常に艶やかな味のあるアメニティーボックスとなります。
天面や側面の出っ張りが金色に見えているのは、金色を塗った上に白や黒色を塗り、その出っ張っている部分だけを研ぎだしていることによる職人技です。
こちらも研ぎ出しのため一点一点個体差があり、面白い風合いを醸し出します。
TOGIの商品ページはこちら
KAKERA
KAKERAはまるで石のカケラのようなシャープな形をした文鎮、ペーパーウェイトになります。
素材は亜鉛を採用し、重さや持った時のフィット感など個人的にお気に入りの商品です。
こちらもエッジの角面を研磨しているため、中の亜鉛色がそのままむき出されてきますので、漆器の塗りと亜鉛の鉄感のコントラストが楽しめる商品となります。
SHIMA
SHIMAはアルミニウムの押出材を使用した一輪挿し、フラワーベースになります。
こちらもKAKERA同様、塗りとアルミのコントラストが美しい趣ある商品となっています。
S・M・Lの3サイズ、白・黒・朱の3色のバリエーションで展開していますので、自宅やオフィス、お気に入りの場所にそっと置いておきたいこだわりの一品になること間違いなしです。
SHIMAの商品ページはこちら
以上今回販売を開始したKISHU+のプロダクト全6種となります。
もちろんこれだけにとどまらず様々な商品開発を続け、色々な場所で販売できるよう尽力してまいりますので、よろしくお願いいたします!