第54回 全国漆器展
こんにちは!山家漆器店、店長の山家優一です!
今回東京の青山スクエアで行われる、「第54回 全国漆器展」に出展販売させていただくことになりました。
山家漆器店としては初の試みですし、さらに展示販売だけでなく、審査・講評をいただける審査部門にも一点出品させていただきました。
紀州漆器からは弊社一点のみでしたが、まずはトライという気持ちで応募させていただきました。
この「全国漆器展」は、昭和42(1967)年度の第1回展(於日本橋三越本店)から毎年開催し、平成27年度からは伝統的工芸品の総本山である「伝統工芸青山スクエア」にて開催しています。
日展などの芸術的な観点の展示会とは異なり、各産地の日常漆器の新作他を一堂に集めた日本最大規模の展示・即売会です。
会場の「伝統工芸青山スクエア」には多くの伝統的工芸品が展示してあり、普段から漆器の展示も多いのですが、この全国漆器展の期間中は漆器一色になります!
そのような機会に紀州漆器からの出展者として弊社も参加させていただいという次第です。
全国漆器展ということですので、他にも・・・
青森県漆器協同組合連合会
秋田県漆器工業協同組合
会津漆器協同組合
会津喜多方漆器商工協同組合
東京都漆器商工業協同組合
木曽漆器工業協同組合
伝統工芸 高岡漆器協同組合
輪島漆器商工業協同組合
山中漆器連合協同組合
越前漆器協同組合
香川県漆器工業協同組合
、と全国で紀州漆器協同組合を合わせ12の産地連合からの出展となりました。
こうしてみるとこれ以外にも多くの漆器産地がありますが、まだ行ったことや関わったことのない産地がたくさんあります。
来年には漆器業界全体の全国大会が輪島漆器様で開催予定ですので、そちらはなんとしてでも参加したいのですが、
それでもまだまだ行ったことないところばかりです。
越前漆器さんは昨年Renewというイベントにお邪魔した際に伺いましたが、組合の規模が大きすぎて圧巻だったことを覚えています。
さて、肝心の展示会場の写真はこちら。
中央に目立つ自由の女神の屏風時計や、赤富士が描かれた丸盆や時計、また大分県日田の杉を使用して製作した弁当箱や、矢羽柄や唐草柄が可愛い紀州曲げわっぱ弁当箱シリーズなど、当店の商品を目立ちやすいところに置いていただくことができ本当にうれしく思います。
青山スクエアには全国漆器関係者はもちろん、多くの外国人観光客の方も足を運ぶところですので、一人でも多くのお客様に、当店の商品をいいなと思って頂けたのであれば幸いです。
また前述しました、審査部門ですが、自由の女神が描かれた「木製屏風時計 ニューヨークの夜景」をエントリーしましたが、今回はあえなく落選となりました。
これに懲りずに来年以降もチャレンジしていければと思います。